マンション

 

写真は、家の窓から見る景色です。

 

というのは、1年半ほど前の話・・。

新界(香港の郊外)の高級マンションに、住んでいました。

本当によいところだったのですが、旦那さまが仕事を辞めてしまい、

引越しをすることになりました。

 

そして、今住んでいる家ですが、これまた対照的に、ぼろい家です。

収入がほとんど無い状態で探したので、家賃は相当安いです。

香港の地元に密着した生活をしています。

 

ガス管がないので、プロパンガスを使って料理をします。

コンロ台の下には、大きなガス管。

3ヶ月に1度くらい、ガス管を交換してもらいます。

 

お風呂場は、トイレと共同。しかもバスタブなし。

シャワーのみなので、電気で沸かしたお湯を使います。

電気風呂なんて、ここに住んで、初めて見ました。

 

高級マンションでは、家具付きが基本なのですが、

もちろん家具はついていません。

必要に迫られて、洗濯機と冷蔵庫は買いました。

 

それに何といっても、狭い!

6畳と4.5畳の部屋に、台所と、お風呂&トイレだけって、

狭すぎるでしょう。

台所も、すれ違えないほど、狭い。

流し台も、排水が悪くて、食器をなんどかに分けて

洗わなくてはならない・・。

 

洗濯物を部屋の中で干すと、壁にカビがはえるし、

どこからともなく、巨大ゴキちゃんが入って来るし・・・。

 

う~ん、書いていて、なんだか情けなくなってきた。

海外駐在って、とってもいいイメージでしょ。

でも、こんなぼろい家に住んでいる人もいるのです。

 

香港人の友人は、給料が1万ドルくらい(約14万円)だそうです。

この中で、家賃、生活費を支払うというと、やっぱりこんなぼろい家

住まないと、やっていけないのでしょうね。

 

7月には、今の家の契約が切れ、引っ越す予定なので、

少しはましな家に住めるようにと、願う毎日です。